魯山人の料理王国

美食家として知られた、北大路魯山人のエッセイ集。表現が極端な箇所が散見され、目に麗しい文学作品とは決して言えませんが、食と美的感覚に対して妥協しない姿には清々しさを覚えます。川魚を洗いで食べたことを自慢気に語る一節がありますが、寄生虫にあたるのでは…とヒヤヒヤしながら読みました。

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