人間集団における人望の研究―二人以上の部下を持つ人のために (山本七平)
信頼を勝ち得るために何が必要かを説いた書。繰り返し読んでます。”人間は確かに誤るものだが、これを極力避けるために、まず何をなすべきか。これに対して氏は、自分の好きな言葉として「喜怒哀楽の未だ発せざる、之を中と請う」を引用されたが、確かにこれが要点なのである。”
信頼を勝ち得るために何が必要かを説いた書。繰り返し読んでます。”人間は確かに誤るものだが、これを極力避けるために、まず何をなすべきか。これに対して氏は、自分の好きな言葉として「喜怒哀楽の未だ発せざる、之を中と請う」を引用されたが、確かにこれが要点なのである。”
「気軽に仮想サーバを構築したい」という方には役立ちます。とはいえ質、量ともにネットに落ちている記事で十分代替可能ですし、誤字も少なからずあり、これで400円はちょっと取りすぎかな、と感じます。ドットインストールなどのサイトで不足を感じる場合に検討すると良いかもしれません
『論語物語』の概要 論語研究者として有名な下村湖人が論語を小説形式にした著作。 元来古典というものは、三島由紀夫が『文章読本』でのべたように、「恐ろしいまでの簡潔さ」をたたえているもの。 それゆえに、注釈や誤解の余地があり、また創作の余地もある。 下村湖人が著した『論語物語』は、その創作の余地を最大限活かして、ひとつの作品にしたためたものである。 『論語物語』の画期性 これまで「四書五経」のひとつとして長らく日本で読まれ続… Continue Reading
ライフネットの出口氏によるマネジメント論。「課長の権限を部長が犯すことはできない」「箸の持ち方まで管理できる人数なんてたかが知れている」といった言葉が並ぶ、合理的かつ自然な思考に基づいた実践的な書です。
中国の偉人を題材にした小説作家、宮城谷昌光氏によるビジネス書。あっさりしていて読みやすい。あくまで実用書としてまとめられているので、小説家・宮城谷昌光の作品を期待される方は氏の別の作品をご覧いただいたほうが良いです。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」というビスマルクの言を体現したような本です。 日本軍が関わった近代戦史をひも解き、負けた原因を分析することで、勝つべくして勝つための考え方を知るのが目的の本です。 なんでもかんでもビジネスに関連付けるのは望むところではありませんが、どうしても「仕事でも一緒だなあ」と思ってしまいます。 以下、引用とコメントです。 本来、戦術の失敗は戦闘で補うことはできず、戦略の失敗は戦術で補うことはできない。とす… Continue Reading
三島由紀夫の美学。言葉の構造的な美しさを追求していたことが読み取れます。以下引用-”例えば「彼女は理性を軽蔑していた」と書くべきところを、「彼女は感情を尊敬し、理性を軽蔑していた」というように書くことを好みます。”
デスマーチに陥ったプロジェクトを仕切りなおし、収束させるための実務について書いた本。成果とメンバーのリソースについて責任をもつプロマネのあるべき姿が、とにかくハードにドライに記述されています。「たとえスキルがあっても、モチベーションを下げる発言を繰り返すメンバーは切る」といった冷徹な判断ができない甘いプロマネが、PJとメンバーを陥れ、皆を不幸にする・・・といったことが書いてあり、「プロとはこういう人を言うのか」と教えられました。
人間関係が目的化しては何も生み出せない。目的のために、人間関係を構築していくべき。大事をなすためには、「友達」ではなく「戦友」をつくらなければならない。っていう熱い本です。
まさに実用書。目標達成へのリスクを最小限にすることをプロジェクトマネジメントの要諦とすれば、リスクの見えづらい外注管理こそPMの実力が問われるところ。そうしたPMの悩みをいっさいクリアにしてくれます。